決め手は復活です
なぜイエス・キリストなのでしょうか?ご存知の通り、キリストは世界3大聖人の1人として数えられています。しかしキリストが他の聖人と違うのは、キリストだけは産まれる前からどのように産まれ、何処で生まれ、何のために生まれてくるのかなど事こまかに預言されていたということです。そして、それらの預言はことごとくその通りになりました。この事だけでもキリストが他の聖人と違うことが分かります。しかし、キリストが墓からよみがえられたという事実、この「復活」という事実は、キリストが他の聖人と違う決定的な要因です。それだけにまた、キリストの復活を否定しようとする動きも根深いものがあります。
復活は本当にあったこと?
キリストの復活を否定するため、いろいろ考えられてきました。①イエスは気絶しただけ。しかし、完全に死なれたことは、百人隊長が死亡を確認したこと、また兵士が槍でわき腹を突き刺し、血と水が出てきたことからも明白。②弟子の遺体盗難説。これは、弟子たちがキリストの復活を宣べ伝えないためにユダヤ当局が先手をうって指図した説。しかし、自分が盗んでおいて、「イエスはよみがえった」と言いふらし、果ては殉教するなどありえないことです。③最後に、キリストの復活はキリストを神格化するために考え出されたものだという説です。もし、キリストの復活が何世紀も後になって書かれたものであればそういうことも考えられるでしょう。しかし聖書は、イエスが十字架につけられ、墓に葬られてから3日目に起こった出来事について弟子たちが証言した記録です。キリストを神格化するために作られた話であるというのには説得力がありません。キリストの復活は私たちが経験する世界では考えられないことです。しかし弟子たちの証言、殉教の歴史
からそれが真実であると理解することができるのではないでしょうか。
キリストの復活と私たち
あなたも、この世界を造り、命を与えてくださった創造主を認めることも、あがめ感謝することもせず、自分勝手な道を歩んできた者ではないでしょうか。しかし、キリストはそんな私たちのために生まれてくださり、33年の後に実際に十字架にかかり、私たちに代わって罰せられてくださいました。そして3日目に墓からよみがえられました。ですから、あなたも私もそのことを信じるだけで罪赦された者となり永遠のいのちが与えられるのです。そう信じてよいという保証は何でしょうか。それは、キリストが、死んで3日目に復活されたという事実です。
最後に、復活の御姿を見た仲間の証言を信じようとしない弟子にも現れ、語られたお言葉を引用します。「あなたは、わたしを見たから信じたのですか。見ないで信じる人たちは幸いです。」
聖書の言葉
“わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じるものは死んでも生きるのです。”
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