牧師 星野 弘治
人は何ものですか?
配り物をしていると、「うちは○○宗教だから結構です。」と誤解する方がおられます。このニュースレターは、いわゆる宗教の読み物などではありません。宗教以上のもの、普遍的真理をご一緒に考えるものです。
どうぞ、知って下さい。私たち人間は、下等動物から進化して今があるのではありません。そうではなく、ずっと強調してきておりますように創造主がおられ、その方によってこの世界も私たちも造られたのです。進化論という仮説で洗脳されている日本人にとってはなかなか受け入れがたいものがあるかもしれません。しかし、事実ほど説得力のあるものはありませんね。前にも紹介しましたが、コチコチの進化論者だった今中博士を創造論者に変えたものは何だったでしょうか。理論ではなく、現場で多くの手術を経験し、人体の素晴らしさと不思議さという事実に直面したからでした。
創造主に似せて造られた人間
私たち人間を造られた創造主は言われました、「われわれのかたちに人を造ろう。」と。ですから、あなたも私も神のかたちに似せて造られているのです。そこに、他の動物と違う人間の尊厳があるわけです。
では、「創造主のかたち」って何を言うのでしょうか。そもそも、創造主はどのような方でしょうか。要約すると、創造主は霊的存在であり、人格的存在であり、道徳的存在であることが分かっています。そのような方に似せて私たち人間は造られているというのですから、私たち人間も霊的存在であり、人格的存在であり、道徳的存在であるということです。
なぜ宗教があるのか
固い話になりましたが、人間が霊を持った存在であることは、人類学者のジャングルでの観察から明らかにされています。人間ならどんなに原始的な生活をしていても、他の動物と違って石や木を立てて拝むという宗教活動をしているというのです。
今日でも、いろいろな宗教があります。それは他でもない、人間は霊を持った存在であることの何よりの証拠です。
決め手は天地の創造主か、です
そこで、どうぞ自問してみてください。「私の信じ頼っている方は、天地を造られた方か」と。そして気づかされることは、自分は創造主に感謝することも、礼拝することもしてこなかった。自分は的はづれの人生をおくって来てしまったという事実ではないでしょうか。
しかし、ご安心ください。創造主は、そんな私たちのために救い主を用意して下さいました。ですから、人のあるべき姿は「この救い主を信じ頼って生きること」ではないでしょうか。次の招きのことばに耳を傾けてみましょう。
聖書のことば
“すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”
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