星野　弘治

年の初めに神を慕う

新年あけましておめでとうございます。２０２０年が始まりました。皆さま、元気に新しい年をお迎えになられたでしょうか。今年も、各地で初詣をする人たちでにぎわいましたね。

人はどうして目に見えない神を慕い、目に見えない神を拝むのでしょうか。聖書は、この世界を造られた神が人間をも造られたと教えます。『そして神は、「われわれに似るように、われわれのかたちに、人を造ろう。そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」と仰せられた。神はこのように、人をご自身のかたちに、人を男と女に創造された。』と聖書に書かれています。ですから人は、他の動物とは違い、造り主を知らなくても神を慕うわけです。

生きる目的を与える創造主

　「何のために生きているのかわからない」。そんな声を聞くことがあります。自分を造ってくださった方から離れて生きると、人はいろいろな問題や疑問に直面し、また不安がつきまといます。しかし、あなたを造られた方の許に帰るとき、生きる目的が見えてきます。知恵に満ちておられる神は、目的なしにあなたを造られるはずがありません。必ず目的をもってあなたを造り、この世に送り出してくださったはずです。あなたも、ご自分を造られた方の許に戻ってみませんか。「何のために生きているのか」が分かってき、目的を持って生きることが出来るようになり、不安はなくなります。

あなたを愛される創造主

あなたを造り、この世に生まれさせてくださった方は、あなたのことを愛しておられる方でもあります。「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしは、あなたを愛している」。また「わたしは、永遠に変わらない愛をもってあなたを愛した。」と聖書にある通りです。　　

でも、神の愛などどうして分かるでしょうか。実は、分かるのです！クリスマスの出来事です。ここに、神の愛が示されました。「神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのち（註、神との交わり）を得させてくださいました。それによって神の愛が私たちに示されました。」とある通りです。この神の愛は確かであり、永遠に変わらない愛です。

あなたのことを心配する創造主

 あなたを母の胎の中で形造られた創造主なる神は、親が子を愛するようにあなたのことを愛しておられるだけでなく、あなたのことを心配しておられる方です。ですから、「あなた方の思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなた方のことを心配してくださるからです。」と勧められています。

ですから、今年もお勧めいたします。年の初めに、神々の神であり、恵みとまことに満ちた創造主なる神に帰って、真の神と共に１年を始めてはいかがでしょうか。

聖書のことば

「はじめに神が天と地を創造された。」

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