オアシスからのニュースレター 2021.4
『よみがえられた!』
星野 弘治
本物が現れた
教会では、4月にイースターと言ってイエス様のよみがえりをお祝いします。イースターは、実はクリスマス以上に大切な日です。イエス様がよみがえられたという事実により、「イエス様こそ正真正銘の救い主」ということが分かったからです。今号では、このことをご一緒に考えてみましょう。
身代わりの死を味わわれたイエス様
クリスマスにお祝いしたイエス様は、実は十字架にかかって死ぬために生まれたのでした。
再三申し上げてきているように、この天地を造られた創造主がおられ、その方が私たちをご自分に似せて造り、ご自身と交わりを持つ存在として私たちは造られました。
それにもかかわらず、私たちはこの方から離れた生き方をするようになってしまいました。迷い出た私たちをご自身の許に連れ戻すために、創造主なる神様はイエス様を救い主として遣わして下さいました。救い主として遣わされたイエス様は、その生涯の終わりに十字架にはりつけになって死なれました。それは、この私たちの背いてきた罪を赦すため身代わりとなって罰せられてくださるためだったのでした。
よみがえりの事実
1世紀当時は土葬でした。イエス様が葬られて3日目の朝、女弟子たちは亡骸に香油を塗るために墓にやってきました。ところが、墓は空っぽだったというのです。マリヤという女弟子は帰ろうともせず墓の入口で泣いていました。すると背後で、「マリヤ。」と呼ぶ声がしました。振り向くと、そこにイエス様が立っておられました。
その夜には集まっていた弟子たちに、1週間後には弟子たちの証言を信用しなかった他の弟子にと、このようにして40日の間確かな証拠をもってイエス様はご自身がよみがえられたことを弟子たちにお見せになり、ご自身のよみがえりを確かなものとされました。
よみがえりの持つ意義
よみがえりの意義はいくつもありますが、最も大切なことは以下のことです。私たちは、創造主なる神様を認めようとせず背いてきました。その背いてきた罪がイエス様の身代わりの死で赦されたという真理です。ですから今、それを信じるだけで創造主なる神様との交わりが回復するのです。
どうして?それは、イエス様の身代わりの死が創造主なる神様によって受け入れられたから。死んだ人をよみがえらせることのできる方は命の源、創造主だけです。ですからイエス様がよみがえられたという事実は、イエス様の身代わりの死が創造主なる神様に受け入れられたことを示す何よりの証拠となります。
聖書の言葉
「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名の他に、私たちが救われるべき名は人間には与えられていないからです。」