オアシスからのニュースレター
2022.1
『光は闇の中に輝いている』
星野 弘治
まことの光現れた
新年明けましておめでとうございます。2022年がスタートしました。お元気で新年を迎えられたでしょうか。昨年は、誰もが新型コロナウイルス流行阻止に明け暮れ、喜怒哀楽こもごもの1年であったと思います。この年もすでにオミクロン株の流行、そして新型コロナの流行第6波が懸念されており、多難な年になるかもしれません。
しかし、私たちには希望があり慰めがあります。聖書には、クリスマスにその誕生をお祝いしたイエス・キリストが「真の光」、「闇の中に輝く光」であると紹介されているからです。
闇の中を歩いている私たち
「一寸先は闇」とよく言われます。現実を直視する時、私たちの人生は確かに一寸先は闇のようで先のことは誰も予知できません。広大な海原にただよう船、暗い山道を道しるべもなく歩いているようなものかも知れません。
「まことの光」と紹介されたイエス様は、公生涯に入られた時「わたしは世の光です。わたしに従う者は決して闇の中を歩くことがなく、いのちの光を持つのです。」と言っておられます。イエス様ご自身も、私たちの人生を「闇の中を歩いている人生」と理解しておられました。創造主から離れ、創造主に聞き従うことなく自分の考えや判断に従って生きている私たちは、羅針盤が壊れて暗い海原を漂っている船のように目先のこと、いまのことだけに一喜一憂しているのではないでしょうか。
いのちに導く光
「真の光」であるイエス様は、ご自分に従う者は「いのちの光を持つ」と言われました。「いのち」とは何でしょう。もちろん、「いのち」と言うと肉体的な命を考えます。しかし、肉体的に生きていても生きがい、希望、そして生きる目的などがなかったら生気がなく「生ける屍」になりかねません。
イエス様はあなたに生きる目的、希望、生きがい、いのちを与えてくださるというのです。クリスマスにお祝いしたイエス様は、その生涯の最後に冒とく罪で十字架にかけられました。しかし、墓に葬られたイエス様は3日目によみがえられ、ご自身が証言されたように「神の御子」であることを明確にされました。
このイエス・キリストを信じる時、あなたも創造主を実在の方として認識できるようになり、創造主に従って生きる人生が始まります。そして生きる目的が分かり、創造主が今この世界をどのように導いておられるかが分かり、希望と生きがいをもって人生をおくることが出来るのです。
あなたの2022年が、そのような幸いな年となりますように。
聖書の言葉
“イエスは再び人々に語られた。「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」”
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