オアシスからのニュースレター 2022.7
『未来思考で生きよう!』
星野 弘治
自然は正直
菅前首相は、在任中に2050年までに温室効果ガス排出ゼロ宣言をされました。どうしてでしょうか?自然は正直です。二酸化炭素排出量がこのまま増え続けると、間違いなく地球温暖化が進み、私たちの生活に深く関わってくるからです。ちなみに気象庁が公開した2100年の天気予報によると、夏の日本列島はほとんどの所で気温40度を超える猛暑日が続き、熱中症で亡くなる人は1万5千人を超え、農作物は甚大な被害を受け、洪水の頻度も増え、生活に大きな影響を与えることが予測されています。ですから、地球環境戦略機関参与の西岡秀三氏は、「自然の摂理をふまえた科学に基づき、大至急この大転換(筆者註:脱炭素社会への転換)を成し遂げる必要がある。」と強く提言しておられます。
このような未来思考の考え方、取り組みは、私たちが自分の人生を考える上でも大きな示唆を与えてくれているのではないでしょうか。
死後裁きが定まっている
天地を造られた創造主なる神様は、ご自分が語られたことは必ずその通り実行される方です。驚かすようなことを言いますが、ですから私たちの将来においてものっぴきならない出来事が待っています。
創造主なる神様は、ご自身から離れてしまった私たち人類のために救い主を遣わされました。クリスマスにお祝いするように、救い主イエス・キリストです。イエス・キリストは、私たちの罪の為に身代わりとなって十字架上で罰せられて下さいました。その結果、信じた者には罪の赦しが約束されました。しかし、信じなかった者は罪が残りますから終りの日に裁かれることになります。そしてその裁きは、逃れようにも逃れられない永遠の裁きです。
死後の裁きの確かさ
そんなこと、と思われるかもしれません。しかし、この裁きが確かであることは、終りの日に裁き主として座につかれるキリストが復活されたという事実により確証されました。
神は愛の方でありますが、同時に義なる方です。罪は裁かれなければなりません。人は、罪を持ったまま神の国に入ることは出来ないのです。
それでは今やるべきことは?
それでは、今私たちがやるべきことは何でしょうか。私たちの将来に起こることがこのように確かであるとしたら、いま私たちが備えるべきことは何でしょうか。人類の存亡にかかわる地球温暖化の問題に今から真剣に取り組んでいるように、私たちも将来に確かに起こるこの出来事のために悔いのない備えをしておきたいものです。
聖書の言葉
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
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