オアシスからのニュースレター 2022.9
『1人も滅びることを望まない愛の神』
星野 弘治
虚心坦懐
極暑の夏でしたが、いかがお過ごしでしょうか。今号では、天地を造られ私たちに命を与えられた創造主は「1人も滅びることを望まない愛の神」であられることをご紹介したいと思います。
真偽を見分けるときは、先入観や偏見を捨てなければなりませんね。もし先入観や偏見を持っておられるとしたらそれらを脇に置いて、虚心坦懐な気持ちで読んでいただきたいと思います。
最初に戻ってみる
さて、道に迷った時は来た道を戻るのが鉄則だと言われます。宇宙の起源、人類歴史の起源にさかのぼって考えてみたいと思います。
科学者たちはそれぞれの研究にしたがって推論しますが、確かなところは分かっておりませんね。ところが、神からの啓示の書である聖書は、1頁1行目に「初めに、神が天と地を創造した。」と宣言します。創造された当初、この世界は楽園のような環境であり、人は神との親しい交わりの中にありました。しかし、「惑わす霊」に惑わされた最初の人は神に背いてしまいました。その結果、人類は創造主を無視し、自己中心の生き方をするようになり、楽園だった自然も一転して茨やあざみが生え、困難が生じるようになり、今日私たちが直面しているさまざまな問題を抱える世界の状態になったというのです。
救いの御手がのばされた
しかし聖書は同時に、創造主なる神はご自身のもとに立ち返るようにと救い主を遣わして下さると約束されたことを告げます。この約束は、アブラハムという人物の選びで具体的になりました。このアブラハムの家系を通して約束の救い主は遣わされるというのです。紀元前750年代には、救い主が遣わされる目的が明らかにされます。それは、私たち人類の始祖が犯した罪、私たちの罪のために代わって罰せられて下さるためだったのです。
帰り道が備えられている
2000年前、救い主イエス・キリストは確かに十字架に架けられ身代わりの死を死なれました。死んで墓に葬られたイエス様は、何と3日目に墓から復活され、ご自分が生きておられることを40日間弟子たちに確信させ、天に帰られました。
聖書によると、キリストは再び来られ、「平和の君」であるご自身が支配する御国、平和な新しい時代を実現させます。イエス・キリストは、あなたのためにも十字架で身代わりとなって死んで下さった方です。キリストはあなたも信じて罪赦され、御国の住民になることを切望しておられます。目を閉じて静かに考えてみましょう。
聖書の言葉
主は、ある人たちが遅れていると思っているように、約束したこと(註:再び来られること)を遅らせているのではなく、あなたがたに対して忍耐しておられるのです。だれも滅びることがなく、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。
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