オアシスからのニュースレター
2023.2
『本当の神様が見えてきた』
星野 弘治
心の中を覗いてみると
寒中お見舞い申し上げます。お元気でしょうか。
さて、「人間は祈る生き物」とは、文化人類学者がジャングルでのフィールドワークで突き止めたことです。人間であればどんなに原始的な生活をしていても祈ることをしますが、他の動物はしないそうです。
確かに私たちは祈りますが、何も変わらない現実を見ます。なぜでしょうか。
その最も深い原因、それは私たちの心にあります。それぞれ自分の心の中を覗いてみてください。そこには、正直なところ自分でも見たくないような自己中心の思い、恨み心や許せない心などなど悪い思いがあるのに気づかされます。結局のところ、心が変わらなければ家庭においても社会においても、また国家間においても何も変わることがありません。
心を変えるもの
それでは、心が変わるためにはどうしたら良いのでしょうか。人の心は、泥水のようなものだと言われます。そっとしておけば、泥は沈殿し水はきれいです。しかし何かの振動で沈殿していた泥が浮上すると、元の泥水に逆戻りです。私は若いころ冷水をかぶったり座禅を組んだりして1日を始めたことがあります。清められた心で1日が始まりました。しかし、1日の内で様々なことに遭遇すると自己中心の自分に気づかされました。
しかし、私の心が全く変えられる出来事がありました。それは、イエス・キリストという方が十字架にかかり罰せられたのは、そんな私の身代わりであったことを知り、信じた時でした。信じたその時、私は自分の罪が赦されたことを体験しました。それ以来、私は自己中心の生き方ではなく神中心の生き方を求めて生きるようになり、心は平安と喜びに満たされるようになりました。それは今も変わることがありません。
確かに本当の神様はおられる
八百万の神々を信じる精神風土に生きている私たちは、聖書に啓示されている神には違和感を覚えるかもしれません。しかし、あなたもイエス・キリストの十字架上での身代わりの死を自分のためだったと信じ罪赦される時、聖書に啓示されている天地創造の神様が実在の神様であることが実感として分かる経験をされるに違いありません。
どうぞ、あなたもイエス・キリストの十字架上での身代わりの死を「私のためでもあったのだ」と受け止め、信じてみてください。あなたのことを愛しておられる本当の神様が見えてくるはずです。
聖書のことば
「創造主はその独り子であられるイエス・キリストをこの世に遣わされ、十字架上で私たちの罪の身代わりとして死なせるほどに、私たちを愛してくださった。それは、イエス・キリストを信じる人がだれであろうと、滅びることがなく、救われるためである。」
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