オアシスからのニュースレター
2024.7
『ダーウィン・メガネをはずしてみたら』
星野 弘治
一科学者のあかし
お元気でしょうか。今号では「ダーウィン・メガネをはずしてみたら」の著者、安藤和子博士をご紹介します。
生物の世界に魅了された先生は、大阪大学で大学院まで進まれ、さらに東京大学で研究し理学博士号を取得されました。さらにその後5年間米国に留学され、研究を深められました。今は、京都インターナショナル・ユニバーシティ生物学部長として活躍しておられます。
科学者として「いのちの本質」を突き止めようと進化論の立場から研究してこられた先生ですが、その先生が今は「聖書は自然科学と矛盾する、理不尽で非論理的なことを説くものだと思いこんでいたことが、
とんでもない間違いであることを発見したのである。」と語ります。
科学と聖書は矛盾しない
メンデルの遺伝の法則は学校で習ったことがあると思います。しかし、メンデルがキリスト教の修道士であったこと、また140年たった今日でも、「その骨子は崩れていない」と安藤先生が評する彼の遺伝法則が修道院の庭で8年間エンドウ豆の掛け合わせの実験をして得た発見だったことを知る日本人は多くないように思います。彼は、「進化論」ではなく動物も植物もそれぞれ「種類に従って創造された」という聖書の真理を立証したことになります。
また、近代科学の草分け的存在であるアイザック・ニュートンも聖書を神のことばと信じる敬虔なクリスチャンでした。
創造主は存在する
安藤先生はニュートンについて1つの逸話を紹介します。ある時、友人の科学者(無神論者)が彼の家を訪問しました。そして彼の家においてあった素晴らしい太陽系の模型を見て驚嘆し、尋ねました。「一体、だれが作ったのかね」と。ニュートンはすました顔で、「待っていたら、自然に生じたのだよ」と答えるだけでした。ついに怒り出した友人に、ニュートンはおもむろに次のように言ったというのです。「たかが、こんな模型でも自然に生じるはずがないと君は言う。それなのに、これと比較にならないほど大きくて素晴らしい自然の太陽系が、ひとりでにできるわけがないだろう?」彼は遠い昔にすでに聖書に書かれていた事実を証明したに過ぎなかったのです。
ダーウィン・メガネをはずしてみたら
ダーウィン・メガネをはずしてみたら、安藤先生の目には神に創られた完璧な世界、進化論では得られなかったいのちの意義、人間の本来の姿、生きる目的などがはっきりと見えてきたのでした。あなたも、ダーウィン・メガネをはずしてみては?
聖書のことば
“天は神の栄光を語り告げ 大空は御手のわざを告げ知らせる”