星野 弘治
何という悲劇
3月24日の出来事だった。デュッセンドルフ国際空港に向かって飛行していたジャーマンウイングス9525便がフランス南東部のアルプス山中に墜落。アルプスの急斜面に散乱した機体から墜落の凄まじさが伺われた。事故2日後のボイスレコーダー解析から、副操縦士が自殺しようとして機体を急下降させ急斜面に激突させた事実が明らかになってきた。
何という恐ろしい出来事! 機体をあやつるパイロットの自殺行為から150人の乗客乗員が犠牲になってしまった。こんな惨事になることを予想した乗客は誰もいなかったに違いない。みんな安心して目的地に着けるものと思って乗っていたことだろう。
取り返しのつかない思い違い
生きて行くうえで様々な思い違いがある。人間関係において、仕事関係において、その他考え方、生き方においても誰もが経験してきているところである。
絶対信用できると思っていた人に思いがけないことで裏切られたり、絶対信用できると思っていた銀行や企業が倒産し、大きな被害を受けてしまったなど良く耳にすること。
しかしもっと深刻な思い違いは、実際には存在もしない架空の存在であるにも関わらず、あなたの人生、あなたの行く先をゆだねていたとしたら・・・。さきの墜落事故ではないが、悲劇の中で最後を迎えることになってしまいかねない。あなたはどうでしょうか。
預言された通りに生まれて来たイエス様
以前も説明されていただいた通り、今やトップレベルの科学者たちもこの世界、また私たち人類が[偶然の産物]ではなく、創造主によって造られたことを認めるようになってきている。
この創造主が、実は私たち人類のために救い主を送ると約束しておられた。そしてその救い主についての預言が折に触れてなされ、その預言の通りに生まれてきたのがイエス様だった。
真に信頼できるパイロットは誰?
世の中には多くの救世主、宗教家が輩出してきた。しかし、この世界を造られた方が送って下さった救い主は誰か。私たちが真に信頼でき、間違いなく目的地まで運んで行ってくれるパイロットは誰か、よくよく考えてみなければならない。取り返しのつかない思い違いをした人生にならないために。
聖書のことば
イエスは彼に言われた。
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。
わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることは
ありません。」