星野 弘治
メリークリスマス
「今日ダビデの町で、あなた方のために救い主がお生まれになりました。」
救い主がお生まれになりました!クリスマスおめでとうございます。私たちはみな救い主を必要としています。救い主を必要としない人はひとりもいません。この終わりの時代に、神様は約束通り私たちに救い主を遣わしてくださいました。心から喜び祝おうではありませんか。そして、もう一度クリスマスの意義を考えてみようではありませんか。
本当に正真正銘の救い主?
とは言え、クリスマスにお祝いするイエス様は本当に神様から遣わされた救い主なのでしょうか。神様が予告しておられたことの中から大切なことを振り返り考えてみましょう。
まず、紀元前2000年代に救い主は人としてお生まれになること、その誕生はアブラハムと言う人の子孫からであることが告げられます。それから約1000年の後、救い主はアブラハムの子孫であるダビデの家系から、と告げられます。さらに紀元前700年代になると、生まれるところはダビデの生誕地であるベツレヘムで、その誕生は処女からと告げられます。さて、イエス様は、これらの予告どおりにお生まれになったのでしょうか。イエスさまの誕生地はベツレヘム。生まれたのは処女マリヤから。そしてこのマリヤは、ダビデの家系のヨセフという人の許嫁でした。他にも予告通りの方であることが分かっておりますが、これらのことを見ただけでも、イエス・キリストは確かに神様から遣わされた正真正銘の救い主である、と気づかされますね。
私たちの罪を負うために来られたイエス様
紀元前700年代になりますが、創造主なる神様は、預言者を通して救い主を遣わす目的について語られました。「私たちはみな、・・・それぞれ自分勝手な道に向かって行った。しかし、主は、私たちすべての者の咎を彼に負わせた。」
イエス様はこの預言の通り、十字架にかかり、死んで葬られました。しかし、3日目に墓からよみがえられました。私たちは今、イエス様の身代わりの死をただ信じるだけで罪赦された者となり救われるのです。
私たちが豊かないのちに生きるために
私たちは今、社会においても家庭においても、また個人においても様々な問題に遭遇しています。その原因は罪です。しかし、上記の通りイエス様は、私たちの身代わりとなって死に、信じる者に罪の赦しを与えるために来られました。信じた者は、創造主なる神様を「天のお父様」と呼んで親しい交わりを持ち、豊かないのちに生かされ、裁きに遭うことがなく天の御国に迎えられます。心から、イエス様の御降誕をお祝いしましょう。
聖書のことば
「わたしが来たのは、羊たちがいのちを得るため、それも豊かに得るためです。」
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
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