星野 弘治
不思議な方、イエス様
クリスマスおめでとうございます。イエス様の御降誕を心よりお祝い申し上げます。世には偉大な宗教家、また聖人と呼ばれる方がおります。しかし、産まれてくる前から誕生地や生涯、産まれてくる目的などをこと細かに預言されている方はイエスと言う方以外におりません。また、普通は、後代になって初めて神格化され、信仰の対象となるものですが、イエス様は十字架につけられ葬られましたが、50日目には信仰の対象になっています。イエス様は、実に不思議な方です。
救い主を遣わすとの約束
さて、神が愛ならどうして自然災害や新型コロナウイルスなどの疫病が発生するのかと尋ねられます。その原因は、実は私たちの側にあるのです。度々言及してきましたように、天地の創造主なる主は命を与えて下さった方でもあります。それなのに、私たち人類の始祖はその親とも言うべき方が語られたことを軽んじ、自分の考えで行動してしまいました。その結果、自然界霊界においても、人間の世界においても様々な混乱が生じ、今日に至っているのです。「しかし、」です。創造主なる主は私たちを愛するゆえ、そのような状況から私たちを救い出すために「救い主」を約束してくださいました。
その「救い主」について細かく預言
その約束の「救い主」についてはこと細かに預言されていますが、紙面の都合で主なことだけご紹介します。耳新しいことかも知れませんが以下の通りです。
まず、創造主なる主はアブラハムと言う一人の人を選び、その子孫ダビデの家系から「救い主」は産まれると告げられました。紀元前1000年ごろのことです。その「救い主」は、紀元前700年代には「処女から産まれる」、生まれる場所は「ダビデの町ベツレヘム」、また、産まれてくる目的は「私たち人類全ての罪のために身代わりとなって死ぬため」でした。そしてさらに、その死に方は「十字架刑」であることが告げられていました。
イエスはペテン師?それとも・・・
その預言通りに産まれ、生き、死に、よみがえられた方が、クリスマスにお祝いするイエス様です。イエス様は、初めから預言を知っていて芝居をしたペテン師だったのでしょうか?
3年間イエス様と寝食を共にした弟子のペテロは、十字架で死んで葬られましたが3日目に墓からよみがえられたイエス様にお会いし、さらに40日の間確かな証拠をもってよみがえりを確信させたイエス様を目撃して、次のように証言しています。「この方以外には、誰によっても救いはありません。天の下でこの御名の他に、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」死んでよみがえられた方がおられる!全ての人に、間違いなく最後の時がやって来ます。このクリスマスシーズン、あなたも全ての先入観を脇において、歴史に起こったこの出来事を直視してみてはいかがでしょうか。
聖書のことば
「この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない。」
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