オアシスからのニュースレター
2020.2
星野 弘治
誰の目で見ているのか
あなたはご自分のことをどのように評価しておられるでしょうか。自分のことを低く評価したり、否定的にとらえていないでしょうか。人の評価に心奪われていないでしょうか。
しかし、創造主は「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」と言っておられます。あなたは自分を厳しく見るかもしれませんが、創造主にとって、あなたは「高価で尊い存在」であり、あなたは「創造主の愛の対象」であるというのです。
でも、どうして創造主は私たちのことをそのように思っていてくださるのでしょうか。
神のかたちとして創造された私たち
もうお分かりですね。そうです。私たちは創造主なる神様のかたちとして創造され、命が与えられ、この世に生まれてきたからです。私たち一人ひとりは、創造主の神秘的な御業のゆえに今があるのです。創造主なる神様は、人が生きていくうえで最適な環境を整え、私たちを創造されました。創造の最後に「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。」と言われ、私たちは造られました。すでにご紹介している通りです。
ですから、私たちは一人ひとり創造主なる神様の御目から見て高価で尊い存在なのです。
創造主の愛の対象である私たち
創造主なる神様にとって、あなたはどれほど高価で尊い存在でしょうか?それは、ご自分の独り子を犠牲にしても惜しくないほど高価で尊い存在です。そのように創造主なる神様があなたのことを考えておられるのは、あなたに対する真実な愛からなのです。「愛」は目に見えませんが、その愛のしるしは、クリスマスにお生まれになったイエス・キリストです。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世(あなた、そして私)を愛された。それは、御子(キリスト)を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」とある通りです。
決して忘れ去られることはありません
創造主なる神様にとって、あなたはこのように高価で尊い存在であり、愛の対象ですから、決して忘れ去られることはありません。創造主なる神様の切々たる思いが預言者を通して語られています。「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女たちが忘れても、このわたしは、あなたを忘れない。」のです。人があなたをどのように評価しようと、自分で自分をどのように評価しようと、あなたに命を与え、この世に生まれさせてくださった創造主は、あなたのことを高価で尊い、わたしはあなたを愛している、と言っておられます。この評価こそ真実です。そこには愛があるからです。
聖書のことば
わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしは、あなたを愛している。
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