オアシスからのニュースレター 2021.3
『本当に、創造主はいるのか』
星野 弘治
はじめに
日本人ほど進化論の教えで洗脳されている国民はないと言われます。ところが、その進化論は仮説にすぎず、今日の科学者たちの研究成果は進化論を擁護するどころか、この教えが成立不可能であること実証しています。
言語脳科学が到達したこと
進化論は教えてきました。ある時偶然に物質が化学反応を起こして命が生まれ、気が遠くなるような何億年という年月を経て下等な生き物からだんだん進化して今の人間になったと。しかし、言語能科学の研究成果はこれを否定します。動物にも喜怒哀楽があるので、その時に応じた声は発生します。しかし人間には、初めから文法を持った言葉を使う機能が右脳にあるというのです。この機能は、他の動物には備わっておらず、人間だけが持っているものだそうです。ですから、人間が文法を持った言葉で考え、コミュニケーションできるのは進化の結果ではなく、初めから人間に備わった本能だというのです。
トップ自然科学者たちの声
さらに、トップ科学者たちの声に耳を傾けてみましょう。以前紹介したことですが、宇宙物理学の第一人者村上斉博士は自著「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」で、宇宙がどんなに人間に都合よくできているかを解説し、背後に「だれか」の存在をほのめかしておられます。また、科学雑誌「Newton」の2016年4月号では特集で「人間原理の法則」という宇宙は人間に都合よくできているのは当然という考え方に基づいて宇宙の研究が進んでいることを紹介しています。この考え方は、人間のために創造主がこの地球、そして太陽系を造られたという聖書の記述に符合しています。
また、遺伝学の研究成果もDNAの発見により進化論の教えが成立不可能であることを実証。生物の細胞の中にはDNAがあり、人には人のDNA,サルにはサルのDNA、魚には魚のDNAがあるというのです。ですから、進化の過程を経てサルから人になることはありえないのです。このDNAには30億もの遺伝情報が書き込まれている事実に、遺伝子工学の世界的権威、村上和雄博士は自著「サムシンググレート」でこのように言っておられます、「偶然の結果書き込まれたとは、とうてい考えられない。人間を超える巨いなる存在がなければ、遺伝子情報そのものが存在するはずがない、と考えたほうが、それこそ自然なのである。」と。
おわりに
あなたも進化論の成立不可能を認め創造主の存在を理性で受け止めると共に、心でも受けとめていただきたい。そして、あなたはこの方によって目的をもって造られ、この方によって愛され、守られていることを知っていただきたい、と願っています。
聖書の言葉
「天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる」。
「愚かな者は心の中で『神はいない』と言う。」