オアシスからのニュースレター 2022.10
『歴史を支配する愛の神』
星野 弘治
最近の世界情勢に注目
皆さま、お元気でしょうか。先日私は、心引かれる記事に出会いました。「イスラエル・トゥデイ」に載っていた8月11日付けの記事です。「イスラエルの主要な敵、ロシアとイランは連帯関係を紡ぐ」という見出しで、ロシアがイランと急接近しているというものです。
ご存じのように、イランは1979年に革命が起こり、王政は廃され、イスラム教の最高指導者が国の最高権力を握る「イスラム共和国」が誕生しました。その時以来、イスラエルの滅亡がイランの国是となっています。そのイランに7月19日、プーチン大統領が最高指導者ハメネイ師とライシ大統領を訪問し、ハメネイ師からは「イランはウクライナ侵攻を支持する」との発言を得、さらにイランはドローン使用に関してロシア軍を指導しているとも同紙は伝えています。これらのニュースに、どうしてそんなに心引かれるのでしょうか。
すでに告げられていたあのこと
それは、これらのニュースから神の国実現はますます近くなったという印象を強くするからです。実は、紀元前500年代前半に預言活動をしていた預言者に神の国実現前に起る出来事が告げられました。それは、ロシアがイランとその連帯関係にある国々と共にイスラエルに侵攻するという出来事です。この預言によると、そのような行動に出るロシアの本音は経済的必要からです。では、いつそんなことが起こるのでしょうか。それは、イスラエル民族が世界の諸国から帰還してからと告げられています。
ご存じのように、1900年間(2000年近い年月!)祖国を失い、「流浪の民」と呼ばれていた彼らです。しかし、1930年代から祖国に帰還する人たちが増え、1948年5月14日には何と「イスラエル共和国」が誕生し、今は国として存在し、国連にも加盟しています。昨今の界情勢の動きから、告げられていることが起こる舞台は着々と整いつつあるなあと実感させられます。
神の国が近づいた
神のご計画を知っておられ、そのために来られたイエス様は、公生涯に入られると開口一番「時は満ち、神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。」と説いてまわられました。しかし自分たちの信じている信仰に合わなので、当時のイスラエルの民たちはイエス様の説くメッセージを受け入れようとしませんでした。
私たちは、彼らの轍を踏まないようにいたしましょう。あなたが今何を信じていようと、どんな生活をしていようといいのです。私たちの救いのために、時が来ると必ず御心を実現される愛の神です。180度方向転換して、イエス・キリストが提供された福音を信じ、あなたも神の国に入る備えをしてはいかがでしょうか。強くお勧めいたします。
聖書の言葉
“時が満ち、神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。”
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