オアシスからのニュースレター
2022.5
『助け主がいつも一緒』
星野 弘治
よみがえりがもたらす祝福
五月になりました。お元気でしょうか。前号では、目撃者たちの数々の証言からイエス・キリストのよみがえりは動かない事実であることを見ました。とは言え、死んだ人がよみがえるなど信じられない出来事です。しかし、事実は事実です。よみがえられたイエス様にお会いした人は、1人や2人ではなかったのです。大勢の人がお会いしており、ある時は500人以上の人に同時に現れてくださいました。それだけでなく、お会いしてからの彼らの人生は180度変わり、イエス・キリストがよみがえられたことを証しする証人となりました。
今号と次号で、このキリストのよみがえりによってもたらされた祝福の一端をご紹介したいと思います。
罪のゆるしと神との交わりの回復
さて、よみがえりを通してイエス・キリストという方が本当に神から遣わされた救い主であることが明らかになりましたが、イエス・キリスト誕生の750年も前に次のようなことばが預言者を通して告げられていました、「私たちはみな、羊のようにさまよい、それぞれ自分勝手な道に向かって行った。しかし、主(神)は私たちすべての者の咎を彼に負わせた」と。イエス・キリストの十字架の死は、私たちの身代わりの死であったのでした。ですから、この身代わりの死を私の為でもあったと信じるだけで神様から罪のゆるしをいただき、神様との交わりが回復するのです。聖書はほかのところで次のように説明しています。「主イエスは、私たちの背きの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるためによみがえられました。こうして、信仰によって義と認められた(神との正しい関係に入れられた)私たちは、キリスト・イエスにあって神との平和を持っています。」
何という神様の御愛、何という神様の御計らいでしょうか!
信じた人には助け主がいつも共に
十字架にかかられる前の晩でしたが、イエス様は弟子たちにご自身と同じもうひとりの「助け主」をお送りくださると約束されました。その方は「真理の御霊」と呼ばれる霊的な存在で、すべての真理に導いてくださる方であり、信じる者たちの内に宿って下さる方だと告げられました。これを聞いた弟子たちには何のことか分からなかったかもしれません。
しかしそれから50日目に、約束どおり「助け主」が遣わされました。その方は、確かにイエス・キリストこそが真の救い主であることを分からせ、信じた者の内に宿り、いつも共におられて慰めと励まし、そして力を与えてくださいます。あなたもどうぞ、イエス・キリストの身代わりの死を「私の為でもあったのだ」と信じ、神様から罪赦された者と認められ、「助け主」と共に生き、孤独やさびしさ、そして様々な不安から解放されてください。
聖書の言葉
”恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。”
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