オアシスからのニュースレター
2024.1
『どちらを選びますか?』
星野 弘治
年の初めに切実な疑問
2024年が始まりました。皆さま、新しい年をいかがお過ごしでしょうか。例年と変わりなく、今年も初詣に行って来られた方が多かったのではないでしょうか。そんな元日の午後4時10分、能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震が起こりました。
このようなことを目の当たりにする時、そもそも神様は本当におられるのだろうか、というような疑問が心の中にわいてまいります。年の初めに、これらの切実な疑問を取り上げご一緒に真剣に考えてみたいと思います。
創造主の存在
日本では、学校においてもテレビやラジオにおいても進化論が唯一の科学的真理のように教え込まれ、また報道されております。しかし、ノーベル物理学賞の受賞者である益川敏英博士も、ノーベル生理、医学賞を受賞された山中伸弥博士も、「日本人はなんとなく『猿から進化』という方を信じるが、それはなんの根拠もない。」と言い切っておられます。また有名な遺伝子工学の世界的権威、故村上和雄博士は、1つの遺伝子に組み込まれている膨大な量の遺伝子情報を研究しているうちに、「進化論はありえない」という結論に到達したそうです。研究成果を振り返り、彼はこう語りました。「それ(1つの遺伝子に32億もの科学文字の遺伝情報)は一体誰によって書かれたのでしょうか。人間を遥かに超えた何ものか、つまりサムシング・グレートによって書かれたとしか、言いようがないというのが私の実感でした。」
思い込みや偏見を捨てて、物事を虚心坦懐に見つめる時、私たちを造られた創造主の存在を認めるのが理に適ったことではないでしょうか。
あなたを愛し守られる創造主
この創造主はこの世界を創造され、ご自身の「かたち」として人を造られました。それは聖書に啓示されております。ご自身のかたちとして私たちを創造され、私たちに命を与えられた創造主は、私たちにとって言わば「真の親」です。創造主は、私たちを愛しておられる方です。また創造主は、目的をもって私たちをこの世に送り出して下さった方でもあります。
人には、創造主を認めないで自分の考えで生きる生き方もありますが、創造主の存在を認め、その方に愛され守られ、目的を持って生きる生き方もあります。創造主の存在を認めて生きるとき、この方に愛され守られている感覚が心にあり、平安をもって生きることができるのです。
聖書の言葉
“神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。”
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